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「今年」って、どんなだったか。

ところで、松下耕先生とはあと2曲歌っています。
その内の1曲を今日紹介したいと思います。









今日ご紹介するのは
「今年」(作詞:谷川俊太郎 作曲:松下耕)
です。


この曲は組曲「この星の上で」の終曲として使われています。


この曲は歌う前に先輩から「『今年』が一番好きなんだよねぇ~。」と言われていたので、相当いい曲なんだろうと思って練習にかかりましたが…

…松下先生、期待を裏切りませんでした。





実際今年も残すところ1ヶ月ほどとなりましたが、皆さんにとっての「今年」はどんなだったでしょうか?

私としては、やはり2011年は忘れることが出来ない年になってしまったと思いますね。
地震、津波、原発事故、放射能、豪雨、超円高、大洪水…

特に、地震の瞬間は本当にくっきりと覚えています。
事故のあとの数日は放射能におびえていたことも。

そして、新聞の紙面やTVに映し出される凄惨な光景。






しかしそれでも、今年は悲しい年だったでしょうか?

私は「今年」はまさに「今年(2011年)」にぴったりな曲だと思います。



涙があるだろう
今年も
涙ながらの歌があるだろう
固めたこぶしがあるだろう
大笑いがあるだろう今年も


とユニゾンで始まりますが、確かに地震にあったときには涙が出たときもあったし、津波を見て泣いている少女の映像とか、東電の関係者にやりきれない怒りをぶつける警戒区域の住民とか、たくさんの悲しみや怒りがあったと思います。

それでも、どんな大変なときでもほんの僅かに僅かに「笑い」は消えなかったはずです。
(松下先生もそんなことをおっしゃっていました)






あくびをするだろう
今年も
短い旅に出るだろう
そして帰ってくるだろう

松下先生曰く、この部分は「人間の弱さ」みたいなことを言っていましたね。

あくびをついついしてしまうし、何か決めて(旅)もすぐにもとどおり。(三日坊主)







農夫は野に
数学者は書斎に

この「農夫」と「数学者」は野や書斎に行くことでしか生きられません。
それこそ日常であり、くり返されてきたことな訳ですが…

松下先生は「今年は異常だよね。だって農夫は野に出られないんだもの」とおっしゃっていました。


何気ない言葉のひとつひとつ、「普通」に結構大きな意味があるなと思います。








眠れぬ夜があるだろう
だが愛するだろう
自分より小さなものを
自分を越えて大きなものを

ここは個人的に好きなところですね。

小さな存在や大きな存在。
例えば周りで困っている人とか、自然とか。

歌もそう言ったすべてを包括していく感じで、歌っていてすごく優しくなれます。









くだらぬことに喜ぶだろう
今年も
ささやかな幸せがあり
それは大きな不幸を
忘れさせることは出来ぬだろう
けれど娘は背が伸びるだろう
そして樹も

沈黙のあとに現れるこれ。言葉と音楽に痺れますね~。

私もこう、くだらないことに喜んで毎日楽しく生きています。
色々と楽しいことをやっても「あの日」を忘れることは、多分、絶対にないと思います。

それでも、日常って、続いていくんだな~って、思いますね。








御飯のおいしい日があるだろう
新しい靴を一足買うだろう
決心はにぶるだろう今年も
しかし去年とちがうだろうほんの少し
今年は

松下先生が「日本人の日本人による日本人のための合唱曲」とおっしゃっていましたが、「御飯」これ、パンだったらかなり違う印象ですよね。

(余談ですが、松下先生曰く、日本の空港は「御飯と魚の匂い」、ヨーロッパなどは「パンと肉の匂い」だとか。)

御飯だから共感できるしイメージしやすいのかも。


「去年と」「ほんの少し」「違う」「今年」

上手く説明できないんですけど…毎年同じようで毎年違うんですよね。

んで、「今年は」を連呼。

声と言葉で脳が埋め尽くされていきます。








このあとのハミングからのピアノが大好き!
急に、明るい今年、未来が現れた感じです。
(こっから松下先生の「情熱的」が展開されていくところなんですね~。私はこの展開好きですよ)


地平は遠く果てないだろう
宇宙へと大きなロケットはのぼり
子等は駆けてゆくだろう
今年も歓びがあるだろう
生きてゆくかぎり
いなむことの出来ぬ希望が

この部分は詩がとても美しいですよね。
歌っていてもすごく笑顔で歌えます。

必ず喜びや笑顔、希望って消えないんだ!って、思えてしまいます。

「生きてゆくかぎり」「いなむ(否む)ことのできぬ」っていう強い決心もまたインパクトがありますよね。







このあとの「ヴォカリゼーション」。すごく歌っていて気持ちよいですね。

なんかこう、「うわーっ!」っていういろんな感情や情景、記憶が溢れだしてきて、不安や心配が消えてゆきます。

で、また、

生きてゆくかぎり

をくり返すわけですが、これは「本当の決心」なのかな?
なんか、未来を見つめて歩き出す感じです。







…とまあ、こんな感じですが、とりあえずお聞き下さい。




演奏は今年のNコン金賞校、宮崎学園ですね。


歌い(聴き)終わると、希望、決心とともに、強い感動や高揚感で気持ちよく終わることが出来ますね。

実際、歌い終わったあとは胸がいっぱいになって泣きそうでした。

結構長い曲ですし、簡単ではないんですけど、たぶん、この曲しばらくは自分の一番のお気に入り曲ですね。



松下先生、感動をありがとうございました。
そして、こんな素晴らしい曲に出会えて幸せです。


そして、次の「今年」がどんな年になるのか。今から楽しみです。






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